【居酒屋 農業高校レストラン】小鉢が10種も！農業高校と地域の繋がりで生まれた心と体に嬉しい定食｜中央区多聞通

この記事は実際に訪れて執筆しています。
価格やメニューその他の情報は訪問時点のものです。

県農出身のオーナーが創業したレストラン

JR神戸駅から徒歩4分のところに、校章をモチーフにしたロゴがユニークなレストラン「居酒屋 農業高校レストラン」があります。

兵庫県立農業高校(略称：県農)出身のオーナーが「母校で作る食材の素晴らしさを知ってもらいたい」という思いで創業したお店なのだとか。

あいにくの小雨でしたが、駅から近く、大きな看板に導かれて迷わず到着。

県農ライフを連想させる店内のディスプレイ

中に入ると、農業高校での生活を連想させるジャージやのぼりがディスプレイされています。
学園祭のような楽しい要素もありつつ、全体的には落ち着きのある雰囲気。

2階へ行ってみました。

1階が落ち着いた雰囲気なのに対し、2階は大きな窓から光が入って明るい雰囲気です。
座席数も多く、大人数で集まる会などにも使いやすそうですね。

ランチのメニュー

メニュー表がこちらです。

事前にチェックしていたInstagramで、10種の小鉢が並んだ「本日の県農御膳」が気になっていた私は、予定通りそれを注文。
50円追加すると、白いご飯を卵かけご飯(TKG)に変更できます。

ミンチカツや唐揚げの御膳も美味しそうですね。

さっそくいただきます♪

注文した御膳がこちらです。

この日は大根のお味噌汁でした。
サラダのドレッシングも美味です。

牛すじ大根の味わい深いこと！
お出汁に野菜と牛すじから味が出ています。

おからを炊いたものが美味しくて、友達が大絶賛。
シンプルな料理だからこそ違いが出ます。

茄子をトマトの風味で煮てあるおかずは、噛むと茄子からお出汁がじわっと染み出てきました♪

卵かけごはんの卵は、県農OB奥野さんから仕入れた「オクノ卵」。

「卵かけご飯って…やっぱりいいよなぁ…」
既に知っていたはずの事実。
美味しい卵のお陰で再認識しました。

木の板が表紙のマニュアルのようなものを発見

各テーブルに置いてある、こんな冊子を見つけました。

パラパラとめくってみると、お店の成り立ちや特徴、「県立農業高校」とはどんな学校なのかなど、読み応えのある情報がぎっしり詰まっています。

「県農の学生達が知恵と力を込めて育てる食材や、地元食材の素晴らしさを伝えたい」という熱意が伝わってきて、応援したくなりました。

ついつい慌ただしく簡単な食事で済ましてしまいがちな人には特におすすめのお店です。
体に優しく、しかも地産地消の美味しいランチを食べに行ってはいかがでしょうか。

アクセス・営業時間など